ギックリ腰警報が発令中!
こんにちは!
もうすっかり春らしい陽気に包まれましたが
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
彦根にある鍼灸とリラクゼーションマッサージのお店
JOYの尾本です!
今日はほんま暖かくてポカポカしていますが
そのぶん花粉もいっぱい飛散しているので、
花粉症の方は花粉対策をしっかりしてからお出かけくださいね!
さてさて、もうすっかり春ということで
日によって寒暖の差が激しい日がみられますが、
こういったときに起こりやすいのが
『ギックリ腰』です!
今までに、ギックリ腰になったことがある方も多いと思いますが
別名『魔女の一撃』と言われていて
腰に激痛が走るだけではなく、
ひどいときは、その場から動けなくなることもあります。
迷惑な魔女がいたもんですが、
(魔女と言えば『ハウルの動く城』を思い出します)
JOYでも最近立て続けに
この『ギックリ腰』のお客様が来られまして
その方達とお話をしていると気になることがあったので、
今日のお題は
もし、ギックリ腰になった場合に
× やってはいけないこと。
についてお話しします。
ギックリ腰で『やってはいけないこと!』
まず、ギックリ腰はラブストーリーなみに
突然やってきます!
小田和正もビックリです。笑
人によっては徐々に痛みが増す場合もありますが
ほとんどの場合、ふとした動作で突然、腰に激痛が走ります。
僕が以前になったときは、
靴下を片足立ちで履こうとしたときでした。
その他には
床の荷物を取ろうとしたとき
くしゃみをしたとき
うがいをしたとき
顔を洗おうとしたとき
…など日常生活では当たり前にやっている場面で起こります。
そして、ギックリ腰になると
たいていの人が、少しでも痛みを緩和するために
良かれと思って色んなことをされます。
しかし、その中にはやってはいけないことも存在します。
①温めない!
カラダは温めることによって
筋肉が柔らかくなったり
血流がよくなって冷えが改善したり…
と良いことが多いですが、
前々回の足首捻挫のときにもお伝えしたように
急な痛みは患部(この場合は腰)に
熱感を伴っていることが多く見られます。
これは炎症によって患部が熱を帯びた状態である証拠で
このような状態のときにさらに温めてしまうと
患部の炎症を強めてしまい、
痛みを増強させてしまう恐れがあります。
そのため、患部に手を当ててみて
少し周りよりも熱いなと感じたら
温めるのではなく、逆に氷などで冷やしてください。
保冷剤などであれば凍傷を引き起こす可能性があるため
ティッシュなどにくるんでから患部に当ててください。
時間の目安は15分程度です。
②マッサージで揉まない!
腰が痛いときは、腰をマッサージして揉む。
一見当たり前のように感じるかもしれませんが、
①同様に、患部をマッサージすることによって
炎症をさらに強めてしまう恐れがあります。
状態によってはマッサージしても良いことがありますが、
その際の判断が難しいので
なるべくご自身では判断せずに
専門の医療機関へ相談してください。
③中腰にならない!
ギックリ腰になるとしゃがみ込んだり
床のものを取るといった事が難しくなりますが、
横着な人は痛みを少々我慢して
中腰の姿勢になる場面をよく見ます。
人間の腰にとって中腰はとてつもなく負担のかかる姿勢で
ギックリ腰によって痛められた腰に
もっと負担をかけてしまうことになります。
なので、靴を履くときや下の物を取るときは
必ず、膝を曲げて腰を落とし
もう一度膝を伸ばしてから立つようにしてください。
これを膝を伸ばしたまま行うと、余計に悪化する危険があります!
ギックリ腰の治療方法
そのときの状態によって一概には言えませんが、
ギックリ腰を起こした場合には
①まずは患部の熱感を確認する
少しでも患部に熱を感じるようなら
上記のようにアイシングを行ってください!
②もし温めるのなら、お腹(おへそ辺り)を温める
ギックリ腰になった場合は、腰を温めるのではなく、
お腹やおへそ辺りから下っ腹を温めてください。
ギックリ腰によって
お腹周りの筋肉たちも緊張してしまっているので
温めることでこれらの緊張を緩和させます。
万が一、お腹を温めていて腰がズキズキして来たらすぐに中断し
腰のアイシングを続けてください。
③足をマッサージする
人間のカラダはつながっています。
腰が痛いからといって腰をマッサージするのではなく
足の裏〜おしりといった下半身や
必要に応じて首辺りをマッサージします。
そうすることによって
間接的に、腰や骨盤といった患部が刺激され
動きが良くなったり緊張が和らいだりして
痛みが少しずつ治まってくれます。
患部を触らずとも痛みが半減するケースは多々あります*
ちなみにマッサージではなく鍼灸なら患部にも直接治療できます◎
④何よりも安静に!!
ギックリ腰だけに限ったことではありませんが、
急に痛みが出た場合は、まずは安静にしましょう。
ギックリ腰の場合は楽な姿勢があるので
それを見つけて、腰を冷やしながらじっとしていましょう。
基本的に横向きになって
足のあいだにクッションなどを挟むと良いと思います。
と言っても仕事などの理由によって
安静なんて無理!!
という方も沢山おられると思います。
JOYでは、そういった方々のためにも
少しでも痛みを和らげるようにお手伝いさせていただきます。
もし急に痛みを感じるようなことがあれば
ぜひJOYへ一度ご連絡ください*
では皆さま、体調管理にはくれぐれもお気をつけ下さいね!
※写真は本日お参りしてきた多賀大社です◎
2016年3月17日
JOY 尾本