〜 内蔵マッサージ?? 〜
と思ったそこのあなた!
こんばんは!
彦根にある鍼灸とリラクゼーションマッサージのお店
JOYの尾本です。
今日のお題は『内蔵マッサージ』です。
って聞いたら
お腹をぐりぐりぐりー!!!
って光景を想像しそうですが
今回はそうではなくて、
呼吸によって内蔵をマッサージしましょう!
というものです。
そもそも呼吸には
『胸式呼吸』
と
『腹式呼吸』
の2つがあります。
最近では雑誌などでも
度々取り上げられてるため
ご存知の方も多いと思いますが、
ちょー簡単に言いますと
『胸式呼吸』は
肋骨の外側と内側にある筋肉を使って
息を吸ったり吐いたりするものです。
それに比べ
『腹式呼吸』は
横隔膜というお腹にある筋肉が
伸び縮みすることによって
肺に空気が入ったり出たりします。
今回はこの『腹式呼吸』を使って
目に見えない内蔵たちを
セルフマッサージします。
〜 腹式呼吸による内蔵マッサージ 〜
まずその横隔膜ですが
お腹の真ん中くらいに位置していて
胸腔(肺や心臓)と
腹腔(内蔵など)
を隔てる役割をしています。
この横隔膜が縮まることによって
ドーム型だったものが平らになることで
胸腔の圧力が低くなり
肺が空気を取り込んで
息を吸い込みます。
それと同時に
腹腔では圧力が高まり
内蔵を下のほうへ押し下げます。
逆に
縮んだ横隔膜が伸びることによって
再び胸腔の圧力が高くなることで
肺から空気が送り出され
息を吐きます。
それと同時に
腹腔では圧力が低くなり
内蔵が元の位置に押し戻されます。
いかがですか?
イメージ出来ましたか?
安心してください!
僕は学生時代、
理解するのにかなり時間がかかりました!笑
〜 呼吸次第で内蔵を動かせる 〜
そうなんです!
呼吸を意識するだけで
普段は意識出来ない内蔵を
横隔膜と連動させて動かすことが可能になります!
←動いているという実感はありませんが…
こうして内蔵が上下に動くことで
内蔵がマッサージされるということなんですが、
実はこの横隔膜は
背中や首の筋肉にも繋がっているのです!
ということはですよ、
首が痛いなぁ…
と思っている人がいたなら
ひょっとするとそれは
内蔵の不調を
横隔膜を通じて
カラダの他の部分に症状として知らせている
カラダからのSOS
なのかもしれません!
人のカラダって不思議ですよね*
お腹の調子が優れない…
お肌の調子が悪い…
といった自覚がある方は
ぜひ一度、ゆっくり腹式呼吸をして
内蔵をマッサージしてみてくださいね!
※ちなみに牛の横隔膜は、あの美味しいハラミです*
2016年2月20日
JOY 尾本